休日の高速道路

多くのサラリーマンや学生にとっての3連休の最終日。
こういう日は高速道路上に行楽帰りの乗用車が溢れる。
普段高速道路を走り慣れていないコイツらは車線変更にウィンカーは出さないし、車間距離はとらないし、スピードの上げ下げが激しいし・・・。
よーするに一般道と同じ感覚で走っているのだ。
だからそんな中乗客を乗せて走っているワシとしては非常に疲れるのである。

高速道路といえば、何処まで行っても休日1000円、などというバカな案を出したボンボン首相がいるが、
もう既に土日祝日の昼間（9〜17時）に100km未満、1日2回まで限り通行量半額というサービスが始まっている。
（来年9月下旬までの期間限定で、対象は軽自動車と普通車のみ）
このサービス、高速道路会社のホームページのETC割引情報の案内にコソッと書かれているだけなので知らない人も多いんじゃなかろうか。

利用する方としては週末クルマで遊びに行くのに通行量が半額になるなら、こんなに嬉しいコトは無いだろう。
100km未満の制限があるとは言え、通勤割引の時間帯に縛られずに半額で移動出来れば便利である。
有り難や、麻生政権？
しかし、である。
この割引に必要な財源は我々の血税から出されているのをよーく理解せねばならない。
遊びに行く連中の為に税金を投入するなんてのは愚策以外の何ものでもない。
タダの人気取りである。
我々のように仕事で走っているクルマのコストを下げる方がよっぽど景気対策になるハズだ。

しかしまぁ、カップ麺400円？とかタクシーの売り上げ1日7万円位？とか言う感覚のヒトには分かるハズも無いか。