「パール判事の日本無罪論」 [本]
先頃の安倍首相の訪印のニュースで初めてパール判事の名を耳にした人も多いのではなかろうか。
本書はいわゆる東京裁判において日本を無罪としたパール判事の判決文について書かれたものである。
戦勝国は身勝手な理屈の事後法で日本を裁いた。
それは裁判と言えるようなものではなかったが。
11名の判事の中、ただ一人日本無罪を主張したパール判事。
しかし、その判決文は戦後のGHQ統治の下では公にされなかった。
1952年4月28日、日本がGHQの手を離れ独立した日にその判決文は出版物となって世に出た。
欧米の法曹界、言論界ではこの判決文が大きな議論をよび、
いかに東京裁判というものが欺瞞に満ちたものだったか、ということが明らかになっている。
裁いた側、マッカーサーでさえ日本が開戦したのは止むをえないことだったと後述しているのだ。
ワシは戦争を良いとは思わない。
しかし、国家間の紛争を解決する手段としての戦争は先の大戦の頃だけではなく、
それ以前からも、そして現代においても違法ではない。
それが現実だ。
この日本中に蔓延している自虐史観を生み出した東京裁判とはいったい何だったのか?
大東亜戦争を肯定するアナタも、戦中戦前全否定のアナタも、まだ読んでない人は是非一読願いたい。
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