正社員になったはいいが・・・

バスの乗務員になって3年が経ちました。
で、先頃契約社員から正社員になりました。
この不景気な時代におめでたいコトではありますが・・・。

ワシが正社員になったタイミングと同時に給与規定の見直しがありました。
人を切らないリストラです。
正社員、契約社員、時短労働など契約形態によって異なりますが、
おおよそ２割〜3割の給料カットです。（泣）

ツアーバスや高速道路通行料値下げなどの影響による収入減、
あるいは燃料コストの増大など、リストラの理由はわかりますが、
長時間拘束で人命を預かり常に緊張を強いられるコトに対する対価がコレかよ、
と思うこともしばしば。

ま、世間が必要としないのならバス事業が衰退するのも仕方ないか。
エコ＝公共交通とはなっていないですからねー。

先日、リストラ後の初給与が支給されましたが、
乗務員のモチベーションは下がりまくりです。
辞める人が多数出そうな感じです。
辞めてどうするの？という気もしますが、
「人命預かって気を使って安月給より、コンビニのバイトでもした方が良い。」
という声が出て来てます。
人件費減らせても人手不足で労務倒産、てことがあるかも。

浮いたカネを少しでもボーナスに回す！とか言ってくれたらねぇ。
「この仕事が好き」なだけじゃ続きませんでー。

コメント 2

公共交通機関に対する無神経なほどの冷遇策が、
じわじわとこういう所に出てきているのでしょうね。
省エネに逆行していると思いますが、
待遇のこと、何とも申し上げられません・・・。

by manamana (2010-01-31 17:08) 

マイカーがメインで公共交通がその補完をする、というやり方では
都市部以外の公共交通は生き残れないでしょうね。

やはり政府や企業の言う「エコ」は「エコロジー」ではなく「エコノミー」なのです。
by ひろっぴ (2010-02-01 07:20)