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「偽装国家」 [本]

最近の新書ブームに乗ってか、先月扶桑社から新書が創刊されました。
その第一弾の中に「偽装国家〜日本を覆う利権談合共産主義〜」という本があります。
面白そうな本だなと探してみましたが、地元の本屋には置いてありませんでした。
聞いてみると、扶桑社新書が創刊されたことも知らない始末。
どうせ定価なんだから、買うんなら地元の書店でと思っていたのに残念です。
取り寄せてもらうのも面倒なので、ネットで買ってしまいました。

偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義 (扶桑社新書 3)

偽装国家―日本を覆う利権談合共産主義 (扶桑社新書 3)

  • 作者: 勝谷 誠彦
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 新書


著者は、テレビのコメンテーターなどでも活躍中の勝谷誠彦氏。
「歩く時限爆弾・戦うコラムニスト」などとも紹介されています。

勝谷氏といえば、最近テレビ朝日の朝の番組を降板させられました。
TVタックルで対馬の傍若無人な韓国人観光客の現状や、韓国では公然と「対馬は韓国領」だと言っていることを紹介した件で、韓国政府からテレビ朝日に圧力がかかったのがその理由だとか。もちろん表向きの理由は番組改編期のリニューアルという事ですが。それでもTVタックルを降板しないのは視聴率が良いからだそうで。なんだそりゃ、って感じですがこの辺も氏の言う「偽装」体質なのかもしれません。

この本は新書なので内容はそんなに深くはありません。
過激な物言いがウケている著者ですが、このオッサンは何をそんなに怒っているのか? 知りたい方の入門書として最適な本です。
最近の事件を見てもわかるとおり「耐震偽装」、「履修単位偽装」、「食肉偽装」、「ライブドア粉飾決算」などなど世の中偽装だらけ。
「自衛隊」という名の「偽装軍隊」、形骸化した非核三原則、広告代理店にぼったくられた「やらせタウンミーティング」などなど、政府のやることも偽装だらけ。
「利権談合共産主義」に毒された日本の「偽装」の数々をまずは知ることから始めましょう。

という訳でおすすめです。


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